【ボブ・ボウマンの経歴】レオン・マルシャンのコーチで国際水泳殿堂入りのコーチ界のレジェンド

パリオリンピック2024の競泳男子400m個人メドレー決勝で、レオン・マルシャン選手が4分2秒95のオリンピック新記録で金メダルを獲得したと報じられました。

すごいですね!

その快挙を成し遂げたレオン・マルシャン選手のコーチが、ボブ・ボウマンコーチです。

なんと、指導した選手の43人が世界記録、50人以上がアメリカ国内の記録を更新するなどの桁外れの敏腕コーチなんです!

今回は、ボブ・ボウマンコーチの経歴について調査します!

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目次

ボブ・ボウマンwikiプロフィール

初めに、ボブ・ボウマンコーチのwikiプロフィールをご紹介します。

  • 名前:ボブ・ボウマン
  • 出身地:アメリカ・サウスカロライナ州コロンビア
  • 学歴:フロリダ州立大学

学生時代にフロリダ州立大学で心理学を専攻しました。

卒業後に、アメリカ水泳連盟のエリートシニアプログラムで選手の育成に携わります。

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ボブ・ボウマンの経歴!国際水泳殿堂入りしてた!

経歴

卒業後に、アメリカ水泳連盟のエリートシニアプログラムで選手の育成に携わります。

その後、ノース・ボルティモア・アクアティック・クラブ(NBAC)でもエリート育成プログラムを担当。

マイケル・フェルプスをはじめ、多くの金メダリストを育て、オリンピックのアメリカ代表チームのコーチとして同チームの歴史的な業績に貢献。

指導した選手の43人が世界記録、50人以上がアメリカ国内の記録を更新するなど、世界的な水泳指導者です。

2016年には、著書「君もチャンピオンになれる」を出版しています。

また、2023年には国際水泳殿堂入りを果たしました。

国際水泳殿堂は、「1964年11月23日に非営利団体としてフロリダ州で設立。世界水泳博物館の運営及び水上競技において、ずば抜けた人の残した成果や貢献を不滅のものにするとしている」というものです。

2023/3/14:国際水泳殿堂は2023年の殿堂入りする13人を発表した。

【競泳】
・Michael Phelps (USA)
・Kirsty Coventry (ZIM)
・Kosuke Kitajima (JPN)
・Missy Franklin (USA)
・Cesar Cielo (BRA)
【飛び込み】
・Wu Minxia (CHN)
【水球】
・Heather Petri (USA)
【アーティスティックスイミング】
・Natalia Ischenko (RUS)
【オープンスイミング】
・Stéphane Lecat (FRA)
【コーチ】
Bob Bowman (USA)
・Chris Carver (USA)
【貢献者】
・Sambasivan RAMSAMY (RSA)
【パラリンピアン】
・Trischa Zorn (USA)

引用:https://swimmingview.net/news/kousuke_kitajima20230314/

過去の日本人の表彰者は2007年に小谷実可子さん、2021年に鈴木大地さん、2023年に北島康介さんなどが選ばれています。

ボブ・ボウマンコーチは、水泳コーチ界のレジェンドですね!

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ボブ・ボウマンはレオン・マルシャンのコーチ!弟子たちを紹介

ボブ・ボウマンコーチの代表的な弟子二人をご紹介します。

画像引用:X
  • マイケル・フェルプス
  • レオン・マルシャン

マイケル・フェルプス

  • 名前:マイケル・フレッド・フェルプス(Michael Fred Phelps)
  • 生年月日:1985年6月30日
  • 年齢:39歳(2024年7月現在)
  • 出身地:アメリカ合衆国メリーランド州ボルティモア

イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、ドイツの血を引く家庭に生まれました。

父親は、学生時代にフットボール選手だったメリーランド州の元警察官。

母親は中学校の校長で、1994年に夫と離婚後はシングルマザーとして3人の息子を育てました。2009年には金メダリストを育てたシングルマザーとして自伝を出版しています。

両親が離婚した9歳のときに、フェルプスは注意欠陥・多動性障害と診断されました。7歳で水泳を始めたのは、多動性障害特有の有り余ったエネルギーのはけ口として、母親が水泳を始めさせたと言われています。

両親が離婚した9歳のとき[26]、フェルプスは、注意欠陥・多動性障害(Attention-Deficit Hyperactivity Disorder)との診断をうける[29][30][31]。7歳で水泳を始めたのも、彼の姉の影響もあるが、多動性障害特有の有り余ったエネルギーのはけ口として、母親が水泳を始めさせた。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9#cite_note-29

マイケル・フェルプス選手が11歳の時に、ボブ・ボウマンコーチと出会いました。

両親の離婚で、「プールが父親を失った辛さをまぎらわす場ともなり、コーチが代理父のような存在だった」といいます。

両親の離婚により、プールが父親を失った辛さをまぎらわす場ともなり、コーチが代理父のような存在だったという

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%97%E3%82%B9#cite_note-29

ボブ・ボウマンコーチはこの時から「世界一の選手になれる素質を持っている」と確信。

「頑張れば世界一になれる」という可能性を伝え、これを信じた両親、マイケル・フェルプス選手は、目標に懸命に取り組みました。

ボブ・ボウマンコーチは、オリンピックで金メダルを取るためには、「ミスをせずライバルよりも良い泳ぎができるように、ベストな泳ぎをさせてあげることがコーチとしての目標」といいます。

また、選手が結果を出せない理由が「気負いすぎること」と実感し、勝利を目標にするのではなくタイムを目標に練習を繰り返しました。「目標を実現すること」を体験し選手に自信をつけさせたそうです。

そして、マイケル・フェルプス選手は、15歳の時に初出場した2000年シドニーオリンピックで200mバタフライに出場し5位入賞。

2001年には、200mバタフライで世界記録を更新。男子競泳史上最年少となる15歳9ヶ月で世界記録保持者となりました。この記録は、2019年7月まで18年間破られていない世界記録です。

2004年アテネオリンピックでは、バタフライやメドレーの6種目で金メダルを獲得。

2008年の北京オリンピックでは8種目、2012年ロンドンオリンピックでも4種目、2016年リオデジャネイロオリンピックでも5種目と多くの金メダルを獲得しています。

身長193㎝、腕の長さ201㎝という体格からあふれ出るダイナミックな泳ぎには脱帽です!

オリンピック金メダル23個、世界記録も次々と更新したマイケル・フェルプス選手ですが、ボブ・ボウマンコーチがいなければ、この偉業は成し遂げられなかったでしょうね!

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レオン・マルシャン

  • 名前:レオン・マルシャン(Léon Marchand)
  • 生年月日:2002年5月17日
  • 年齢:22歳(2024年7月現在)
  • 出身地:フランス

レオン・マルシャン選手は、1998年世界水泳選手権200m個人メドレー銀メダリストの父と、元オリンピックフランス代表の母との長男として誕生しました。

水泳界のサラブレッドですね!

しかし、19歳で出場した東京オリンピックでは、400メートル個人メドレー予選でフランス新記録をマークしてはいましたが、決勝では6位入賞。他3種目も決勝進出はできませんでした。

そして、東京オリンピック後「環境を変えたい」と、アリゾナ州立大のボブ・ボウマンコーチに師事。

メキメキと当確を現し、2023年7月の世界水泳福岡で行われた男子400メートル個人メドレー決勝で、4分2秒50という世界記録で優勝を果たしました。

この記録は、マイケル・フェルプス選手が持っていた世界記録4分3秒84を15年ぶりに更新する快挙でした。

ボブ・ボウマンコーチの弟子たちは、大舞台できちんと成果を残していますね!

お読みいただきありがとうございました。

今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

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