「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが2024年8月16日、取締役として安田隆夫創業会長兼最高顧問の長男、安田裕作氏を選任すると発表しました。
安田裕作氏はなんと22歳!
売上高2兆円を超える東証プライム上場の企業が、20代の取締役を選任するのは珍しいと言われています。
安田裕作氏はどんな人なのでしょうか?
今回は、安田裕作氏の経歴について調査します!
安田裕作氏wikiプロフィール
初めに、安田裕作氏のwikiプロフィールをご紹介します。
- 名前:安田裕作(やすだ ゆうさく)
- 年齢:22歳
ドン・キホーテの創業者である父親・安田隆夫氏の長男として誕生。
父親が53歳の時の息子ですので、目に入れても痛くないほどかわいい存在だったでしょうね!
しかも体格はがっしりとしたラガーマンのような体型で、雰囲気もそっくりです。
決算発表会での安田隆夫氏の、なんともいえないうれしそうなまなざしを見ても、かわいい我が子として育てたことがよくわかります。
「ドン・キホーテ」のパンパシHD、安田隆夫会長(75)の息子・22歳安田裕作氏を取締役選任 – 日本経済新聞
https://t.co/pAz5jEGlOZ pic.twitter.com/Eo3V1ikQ2p— 世界四季報 (@4ki4) August 16, 2024
気になる経歴を見ていきましょう!
ドンキ新取締役・安田裕作の経歴!バイト以外に何してた?
安田裕作氏は9月27日開催予定の定時株主総会での承認を経て、非常勤の取締役に就任する見通しになっています。
気になる経歴ですが、下記の通りです。
- ドンキの店でアルバイトとしての勤務経験がある
- 2024年1月にパンパシHD(PPIH)に入社。海外事業や安田会長に関わる事務などに従事
- 2024年9月の株主総会での承認を経て、非常勤の取締役に就任予定
ひとつずつ見ていきましょう!
ドンキでアルバイト
スシロー「ひげ、カラコン、ヒジャブ着用OK」
りそな「服装の規定 廃止」
企業で広がる服装・髪型の“自由化”
ドンキホーテではアルバイト応募者が増加美容師にとっては良い時代になった。 pic.twitter.com/UQegu073im
— エリアNo.1だけど人見知りサロン経営者|タカアキ (@012taka012) November 2, 2023
安田裕作氏は、
ドンキの店でアルバイトとしての勤務経験があります。
店舗などは不明ですが、アルバイトをしていたそうです。
ドンキのアルバイトの時給は、都内で日中1300円前後で深夜は1800円前後といわれています。
仕事内容は、レジ打ちや売り場での商品の品出し、陳列など。お客様への対応もありますので、接客サービスのスキルもある程度は必要になるでしょう。
現在22歳ですので、高校生や大学生の時に経験したのかもしれませんね。
ドンキの店でアルバイトとしての勤務経験がある。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1537E0V10C24A8000000/
学生時代のアルバイト経験で得られるものは、
- チームワーク
- リーダー経験
- 働く楽しさ
- 責任感
- コミュニケーション能力
- お金の大切さ
- 問題解決の大変さ
- 接客や上司へ対するマナー
などが挙げられます。
安田裕作氏も、このような体験を経ているからこそ、取締役に就任する決意を決めたのでしょうね。
2024年1月:パンパシHD入社
2024年1月にパンパシHD(PPIH)に入社。業務内容は、
海外事業や安田会長に関わる事務などに従事
安田会長について、社長としての心得や、業務内容などを徹底的に学んだと思われます。
2024年1月にパンパシHD(PPIH)に入社し海外事業や安田会長に関わる事務などに従事していた。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1537E0V10C24A8000000/
渋谷の一等地にあるようです。
2024年9月:非常勤取締役に就任予定
身内を役職に上げる気持ちは凄く分かる。覚悟が決まってて裏切らない&転職しないので、長期目線で厳しく育てられる。
「ドン・キホーテ」のパンパシHD、安田隆夫会長の息子・22歳安田裕作氏を取締役選任 https://t.co/XelCebkteb
— カヤバ公認会計士/シンガポール専門家/国際税務/税理士/経営心理士 (@Gen_Kayaba) August 16, 2024
安田裕作氏は、2024年9月の株主総会での承認を経て、非常勤の取締役に就任予定となっています。
ドンキは10〜20代をファンにして、30代以降も店を継続利用してもらう戦略で成長してきました。
安田会長は、安田裕作氏を取締役した理由は、「取締役会でも若い感性を入れたかった」と述べています。
取締役の現状の年齢構成は40〜70代と主に照準とする層と離れている。同日の決算説明会で吉田直樹社長は「10〜20代の半分を会員として獲得する野心があり、(取締役会でも)若い感性を入れたかった」と起用の理由を述べた。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1537E0V10C24A8000000/
経営戦略に若年層の感覚を取り入れ、独自の電子マネーアプリ「majica(マジカ)」を、若年層人口の50%を会員とすることを目標に掲げていると言います。
20代を取締役会に迎えて経営戦略に若年層の感覚を取り入れる。ドンキは10〜20代をファンにして、30代以降も店を継続利用してもらう戦略で成長してきた。独自の電子マネーアプリ「majica(マジカ)」では、若年層人口の50%を会員とすることを目標に掲げている。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1537E0V10C24A8000000/
バイト以外に何してた?
また今後は、「海外事業も管掌させる方針」としていることから、英語も堪能であるのでしょう。
今後は海外事業も管掌させる方針だ。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1537E0V10C24A8000000/
父親の安田会長は、2015年に代表取締役会長兼CEOを退任。創業会長兼最高顧問に就任するとともに拠点をシンガポールへ移しています。
2015年6月にPPIHの代表取締役会長兼CEOを退任し、創業会長兼最高顧問に就任するとともに拠点をシンガポールへ移して、Pan Pacific Retail Management(Asia)Pte. Ltd. の会長兼社長兼CEOとして日本産品専門のコンセプトショップ「DON DON DONKI」を創業。
引用:https://ppih.co.jp/corp/founder/
2015年の安田裕作氏は13歳、義務教育の年齢です。
さらにシンガポールは日本と比べて税制の優遇があることや、家族で10年海外に移住すれば、海外に移した資産に関して、日本の相続税や贈与税を課せられずに済むそうですので、家族で移住した可能性が高いです。
シンガポールは相続税や贈与税はありません。(中略)日本政府も相続税逃れの対策をしており、相続税法の「10年ルール」と呼ばれるものがあります。「10年ルール」を大雑把にまとめると、家族全員で海外に移住しても、10年未満ならば海外に移した資産の相続税や贈与税を課せられる、というルールです。言い方を変えれば10年待てば海外に移した資産に関して、原則的に日本の相続税や贈与税を課せられずに済むというルールです。引用:文春オンライン
シンガポールの公用語は、英語・中国語・マレー語・タミール語ですので、日常会話は英語を使用していたと思われます。
また、経営者としてビジネス英会話能力を身に着けている可能性もあります。
ですので、入社後すぐに海外事業業務ができたのでしょうね!
海外事業の更なる躍進が期待されますね。
さらには、大学で経営学を学んでいた可能性があります。
安田会長がドンキの前身であるディスカウント店「泥棒市場」を開いたのは、1978年29歳の時でした。
1989年41歳でドンキ1号店を出店し、その後上場。連結売上高も2兆円を超えているそうです。
安田会長が若くして築き上げた成功例に学ぶことも多いと思いますが、安田裕作氏が若年層の感覚をどのように経営に反映していくのか、見守りたいですね!
お読みいただきありがとうございました。
新しい情報が入り次第追記します。
今後の益々のご活躍をお祈りいたします。
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