森秋彩がかわいそう!海外の反応やルートセッター・他選手の身長についても調査!

パリオリンピックスポーツクライミング複合女子に出場した、森秋彩選手を取り上げます。

森秋彩選手は、8月10日に行われたスポーツクライミング複合女子決勝で4位の成績を収めています。

ですが、ボルダーの第1課題で高い位置にあった最初のホールドを掴めず0点になったことが響いたと言われ、決勝に進んだ8人の中でも最も身長の低い154㎝であったことから、「いじめだ」「かわいそう」などと話題になっています。

今回は、森秋彩がかわいそう!海外の反応やルートセッター・他選手の身長についても調査します。

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目次

パリ五輪森秋彩がかわいそう!海外の反応

ボルダーの第1課題が0点

パリオリンピック・スポーツクライミング複合女子決勝で、森秋彩選手は135.1点で4位となり、惜しくもメダル獲得はなりませんでした。

決勝の8人の選手の中では森秋彩選手が154㎝と最も身長が低く、ボルダーの第1課題で高い位置にあった最初のホールドを掴めず、何度も何度も助走をつけてジャンプをしましたが全く届かずまさかの0点という結果に。

ボルダーでは8人中7位となりましたが、得意のリードで1位と巻き返しましたが、表彰台には届きませんでした。

惜しかったですが、感動しました♪

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イギリスデイリー・メール

この結果は、世界からも注目されました。

イギリスの「デイリー・メール」も「オリンピックのクライミングスターは、身長が壁まで届かなかったため、競技を始めることすらできず、ファンは彼女が「いじめられた」と主張していると報じています。

オリンピックのクライミングスターは、身長が壁まで届かなかったため、競技を始めることすらできず、ファンは彼女が「いじめられた」と主張している。

デイリーメール

海外の反応は?

海外の反応

スポーツクライミングは森さんがいじめられている典型的な例です。オリンピックの舞台で背の低い人が不可能なことをしているのを見るのは本当に腹立たしいです。多様性って何のことだと思ってるんですか?! 😡

森愛にとって、これが初めてではない。彼女がルートセッターからこのように差別されるなんて、まったくひどいことだ

森愛は才能のあるクライマーですが、ルートセッターがルートを開始できないほど高い岩を作ってしまったら、できることは限られます

決勝#OlympicGames #boulderingで森愛選手がスタートホールドさえできなかった唯一の選手で、身長5フィート1インチの最も小さいクライマーだったため、ダイナミックでもホールドに届かなかったことを心から残念に思います。彼女が巻き返してくれることを願っています。

度々出てくるルートセッターとは何でしょうか?

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ルートセッター・他選手の身長についても調査!

ルートセッターとは

ルートセッターとは、登るルート(課題)を作り上げる人。ボルダリングとリードは大会ごとに新しいルートで競われます。安全性・公平性・適切な難易度・盛り上げる内容でルート作成をします。

国内では、日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)が資格を発行。公式大会のセットをするには、その資格を持つ公認ルートセッターになる必要があります。

資格については下記のとおりです。

[公認資格の有無]
・公認資格なし=商業ジムなどでセットが可能
・公認資格あり=公式大会でセットが可能

[公認資格の内訳]
一般ルートセッター=JMSCAが主催や公認をする競技会のセットが可能

(競技会でルートの適正および安全性の確認ができる)

競技ルートセッターC級=都道府県規模の競技会でチーフが可能
競技ルートセッターB級=国体ブロック大会やそれに準じた規模の大会でチーフが可能
競技ルートセッターA級=BJCなど全国大会規模の競技会でチーフが可能

[公認資格取得には]
・初回登録年度内に18歳に達する必要がある
・ルートセッター認定会の筆記試験および実技研修を行い、審査などに合格する必要がある

[競技ルートセッターへの昇格、昇級には]
・一般→C→B→Aの昇級にはその都度、資格審査会などによる審査が必要

国際公式大会でチーフセッターになるには、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が発行する国際ルートセッターの資格が必要です。その取得は狭き門で、日本で有しているのはまだ6人。大会ではチーフ1人にセッターが数人、そこに国際ルートセッターの資格はなくてもよいアスピラント数人を加えた、6~8人程度でチームが構成されることが基本となります。

引用:https://www.climbers-web.jp/feature/article-81/

国内のルートセッターの資格取得も難しいようですが、国際公式大会ではさらに狭き門のようですね。

日本人では、6人のルートセッターが活躍されています。

ルートセッター宮澤克明

日本ではまだ6人といわれるルートセッター。

その中の一人宮澤克明氏は、パリオリンピックのボルダー&リードのフォーマットについて、「最後のムーブがテクニックなどではなく単なる距離の遠さでの難しさになって、身長の高い選手だけがポイントを取るという不公平感のある展開になりがちです」と語っています。

両手両足を置くホールドが決められた“4点スタート”である以上、スタートポジションをセッター側である程度制限しやすいですから。これがトップになると下からつながってきたホールドたちがいる中で『いま手で持ってるホールド、足で踏めそう』とか『このムーブを設定したかったのに、このホールドを使われちゃう可能性があるな』とセッターは思うんです。それによって、最後のムーブがテクニックなどではなく単なる距離の遠さでの難しさになって、身長の高い選手だけがポイントを取るという不公平感のある展開になりがちです」

引用:https://www.climbers-web.jp/feature/article-157/

身長差について不公平になりがちと、危惧していたようです。

他選手の身長も気になりますね。

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他選手の身長

他選手の身長についてですが、

  • 1位:ヤンヤ・ガンブレットSLO)選手164㎝
  • 2位:ブルック・ラバトゥ(USA)選手158㎝
  • 3位:ジェシカ・ピルツ(AUT)選手165㎝
  • 4位:森 秋彩(JPN)選手154㎝
  • 5位:エリン・マクニース( GBR)選手165㎝
  • 6位:ソ・チェヒョン(KOR)選手163㎝
  • 7位:オセアニア・マッケンジー(AUS)選手173㎝
  • 8位:オリアーヌ・ベルトン(FRA)選手164㎝

一番高身長のオセアニア・マッケンジー(AUS)選手は173㎝あり、森 秋彩選手とは19㎝も差があるようです。

また、宮澤克明氏はルートセッターは「セットに迷ったら難しくしようとしがちで、ボルダーはハードでパンチが効いた内容になると思う」としていました。

やさしいか難しいかで言ったら、難しいほうが僕は正義だと思っています。セッターの心理的にはやさしくするほうが怖いんですよね。セットに迷ったら難しくしようとしがちなんです。そうなってくると、下位の選手たちに構っている暇はない。25点へのムーブは間違いなく難しくなります。ボルダーはハードでパンチが効いた内容になると思います。もちろん、“ちょうどいい難しさ”が一番なんですが。

引用:https://www.climbers-web.jp/feature/article-157/

今回は、最初から手が届かない位置にありましたので、森秋彩選手にとっては厳しい大会となったようです。

ですが、試合後のインタビューでは「自分らしくのびのび登れたのは、色々なことを乗り越えてきた成果」だとして、オリンピックを楽しめたと笑顔で語っていました。

すばらしいですね!

お読みいただきありがとうございました。

今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

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