ジョン・ムウェテ・ムルアカさんが急死していたことが、2023年9月1日に報じられました。
8月30日、羽田空港からイスタンブールに向かう航空機内で、搭乗から数時間後に体調が急変。
心肺停止が確認されたということです。62歳でした。
ムルアカさんは、鈴木宗男参院議員（日本維新の会）の元秘書を10年務めた方です。
今回はムルアカさんの経歴や活動について調査します！
ムルアカの現在の職業は？千葉科学大学の教授で吉本所属タレント
ムルアカさんは現在、千葉科学大学特認教授として、医療機器の仕組みや国際協力論などで教壇に立っています。
東京電機大工学部第二部で学んだ、医療機器の仕組みなどを専門にしているようです。
千葉科学大では、東京電機大時代に研究した医療機器の仕組みや、国際協力論を教えている
引用：https://www.yomiuri.co.jp/national/20220108-OYT1T50152/5/
また、2013年からは吉本興業に所属していますが、お笑いタレントではありません。
アフリカ関連の講演や現地の政府関係者と情報交換など、アフリカと日本の架け橋になるべく奮闘しているようです。
ムルアカさんはふるさとのアフリカに支援物資を送らなくてもよいように、
国の政治から変えようとしたり、アフリカの学校支援を考えていたそうです。
これからの未来を考えると、子供たちの支援は大切ですよね。
ムルアカのプロフィール
ムルアカさんのプロフィールをご紹介します。
- 名前：ジョン・ムウェテ・ムルアカ
- 生年月日：1961年6月21日
- 年齢：62歳（2023年8月30日没）
- 出身地：コンゴ共和国キンシャサ
- 身長：209cm
- 1985年に来日
- 東京電機大工学部第二部卒業
- 1992年鈴木宗男の私設秘書
- 2002年2月鈴木宗男の秘書を辞任
- 2005年帰化、日本国籍を取得
- 2009年千葉科学大特担教授に就任
ムルアカさんは、現地の大学を卒業後国営放送へ就職、国際ニュースで日本を知り、
敗戦した国の成長からアフリカも学ぶことはできないかと思い、親戚の在日大使就任を機に1985年に来日しました。
日本ではアルバイトやタレント活動をしながら日本語学校に通い、東京電機大工学部第二部（夜間）に入学したそうです。
鈴木宗男との出会い
鈴木宗男さんとの出会いは、1990年にタレントオスマン・サンコンさんと出向いた大使館での交流会でした。
アフリカに関心があった鈴木宗男さんに引き込まれ、1992年には施設秘書となります。
2m9㎝を超える大柄な体格とは逆に、人懐こい性格が功を成して鈴木宗男さんには気に入られた存在だったようです。
しかし2002年に鈴木宗男さんは、北方領土の支援事業などを巡る政治資金規正法違反で、
懲役2年の実刑で1年間収監され、ムルアカさんは私設秘書を辞職しました。
職も失い、恩師は収監。すべてがなくなったように思えますが、家族の支えがありました。
ムルアカの現在！神奈川在住・ムルアカの家族
ムルアカさんは、鈴木宗男さんの私設秘書を辞職後、2001年に神奈川県大井町へ移住。
一軒家を購入し野菜や麦・稲などを育て、5年後には農家となり、地域の活動へも参加。
アフリカ文化を学べる拠点となるべく、家を建てたようです。
家族や地域のつながりも、ムルアカさんの活動に背中を押してくれたようですね！
騒動から５年ほどたった頃、町の農業委員会から「農家」と認められた。富士山が良く見える場所に新しい家を建てたムルアカさん。「ここに、アフリカ文化を学べるような拠点を作りたいんだ」
引用：https://www.yomiuri.co.jp/national/20220108-OYT1T50152/5/
ムルアカさんの家族は、妻と4人の子供です。すでに成人されていると思われます。
妻が日本人という情報以外は、公表されていないようです。
しかし長男の名前は、鈴木宗男さんからとって「ムネオ」と命名！
ムルアカさんの鈴木宗男さんに対する信頼が伝わります。
鈴木宗男さんは、ムルアカさんの訃報を受け「ただただ涙が流れた」と追悼の意を表明していました。
鈴木氏は同31日のブログに出発前にムルアカさんと連絡を取ったとつづり、「これが最後の会話となってしまった。何という世の無常かと、ただただ涙が流れた」などと悼んだ。
引用：https://news.yahoo.co.jp/articles/670e93dfe00bf7aaf865791626fd8024f3b2d211
ムルアカさんのご冥福をお祈りいたします。
お読みいただきありがとうございました。
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