大阪万博キャラクターミャクミャクは誰が決めたの?時系列に簡単解説!

「いのちの輝き」がテーマの大阪・関西万博の公式キャラクターが話題になっています!

大阪・関西万博は、大阪市の人工島・夢洲で2025年4月13日~10月13日に開催予定で、

150カ国から来場者約2800万人を見込み、経済波及効果は2兆円を想定している大規模イベント!

今回は、大阪万博キャラクターミャクミャクは誰が決めたの?時系列に簡単解説!を調査します。

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目次

大阪万博キャラクターミャクミャクは誰が決めたの?簡単解説!

先に結論からお伝えします。

大阪万博のキャラクターを決めたのは、

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会のキャラクターデザイン選考委員です

キャラクターデザイン選考委員メンバーはこちらの方々です。

■キャラクターデザイン選考委員
・座長
原 研哉 (グラフィックデザイナー)

・選考委員
井口 皓太   (映像デザイナー/クリエイティブディレクター)
石川 和子   (一般社団法人日本動画協会 理事長)
江口 あつみ  (江崎グリコ株式会社 執行役員 経営企画本部 コーポレートコミュニケーション部長)
齋藤 精一   (パノラマティクス主宰 クリエイティブディレクター PLLクリエイター)
シマダ タモツ (グラフィックデザイナー)
五月女 ケイ子 (イラストレーター/エッセイスト)
中川 翔子   (歌手・タレント)
畠山 陽二郎  (経済産業省 商務・サービス審議官)
堀井 雄二   (ドラゴンクエスト ゲームデザイナー)
守屋 貴行   (Aww,NION 代表取締役/プロデューサー)

■デザイン審査 審査員
上西 祐理   (アートディレクター/グラフィックデザイナー)
金田 享子   (公益社団法人日本サインデザイン協会 常任理事)
工藤“ワビ”良平 (アートディレクター)
関本 明子   (グラフィックデザイナー/アートディレクター)
田中 里沙   (事業構想大学院大学 学長、宣伝会議 取締役)
永井 一史   (公益財団法人日本デザイン振興会 理事)
中村 至男   (グラフィックデザイナー)
野村 辰寿   (アニメーション作家、多摩美術大学 グラフィックデザイン学科 教授)
原田 祐馬   (デザイナー)
平井 りゅうじ (大阪芸術大学 キャラクター造形学科 教授)
三木 健    (グラフィックデザイナー)
吉岡 恵美子  (キュレーター、京都精華大学 副学長)
和田 敏克   (アニメーション作家、東京造形大学 アニメーション専攻 教授)

引用:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20220322/

そうそうたるメンバーですね!

選考委員こんなにいるん?

このキャラクターデザインは、

先にロゴマークがあり、そこからインスパイアされた作品のようです。

そのロゴマークは、

このロゴマークをアイデアにキャラクターをデザインしたのは、

実はこちらのキャラクターが決まるまでは、

①ロゴマーク募集 ②ロゴマークを活かした公式キャラクター募集 ③キャラクターの名前募集と3段階に分けて、2年8か月かかっています。

みゃくみゃくくんができるまでにかかった総費用は、

550万円!

ロゴマークを公募:最優秀賞…賞金 300万円 優秀賞…賞金 10万円

公式キャラ公募:最優秀賞(1点)賞金100万円(関連作業の対価:200万円) 優秀賞 賞金10万円

愛称が募集:賞金30万円。

※選考委員にギャラが発生するのであれば、約90人分の金額が上乗せされますかね。

なが~くなるので時系列でまとめました。

一つずつ見ていきましょう!

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大阪万博キャラクターミャクミャクが決まるまでを時系列でまとめ!

2019年11月:ロゴマークを公募

まず最初に2019年11月に、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体「日本国際博覧会協会」が、

ロゴマークを公募しました。最優秀賞…賞金 300万円 優秀賞…賞金 10万円

・ロゴマークのテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」

・コンセプトは、「未来社会の実験場」「持続可能な開発目標(SDGs)」「Society5.0」

・キーワードは、個が繋がり連続することで、持続可能・関西らしさや今までにないアプローチに挑戦

・デザインは、シンボルマーク(図形)とロゴタイプ(文字)の双方が合わさった形

命、未来、繋がり、今までにないアプローチに挑戦がメインキーワードのようですね!

ロゴマーク選考委員(2020.8.25現在)のメンバーはこちらの方々です。

ロゴマーク選考委員(2020.8.25現在)
・座長
安藤 忠雄 (建築家)

・選考委員
荒木 飛呂彦(漫画家)
河瀨 直美 (映画監督)
澤  穂希 (元サッカー日本女子代表)
根本 かおる(国際連合広報センター 所長)
林  いづみ(弁護士(桜坂法律事務所))
原  研哉 (グラフィックデザイナー)
畠山 陽二郎(経済産業省大臣官房商務・サービス審議官)
二宮 雅也 (日本経済団体連合会 企業行動・SDGs委員長/損害保険ジャパン株式会社 会長)
松井 冬子 (日本画家)
ヨシダナギ (フォトグラファー)

■デザイン審査 審査員
石川 竜太  (アートディレクター、株式会社フレーム代表取締役)
伊藤 透   (公益社団法人日本パッケージデザイン協会 理事長)
岩上 孝二  (デザインプロデューサー、崇城大学芸術学部 教授)
小川 明生  (グラフィックデザイナー、株式会社ティ・エム・シー代表取締役)
カイシトモヤ (アートディレクター、東京造形大学 准教授)
鎌田 順也  (アートディレクター、グラフィックデザイナー)
官浪 辰夫  (デザインコンサルタント)
木住野 彰悟 (アートディレクター、グラフィックデザイナー)
関本 明子  (グラフィックデザイナー、アートディレクター)
辰巳 明久  (京都市立芸術大学 美術学部 教授)
田中 光敏  (学校法人塚本学院 大阪芸術大学 教授 <映画監督> )
出口 智彦  (株式会社モノクロ 代表)
永井 一史  (公益財団法人日本デザイン振興会 理事)
藤田 春香  (株式会社京都アニメーション 演出)
増永 明子  (グラフィックデザイナー)
水野 学   (クリエイティブディレクター、good design company 代表)
宮崎 桂   (公益社団法人日本サインデザイン協会 会長)
吉岡 恵美子 (キュレーター、京都精華大学 副学長)

引用:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20200825/

キャラクターデザイン選考メンバーとは違う顔ぶれなんですね~

選考委員こんなにいるん?

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2020年8月上旬:ロゴマーク最終選考5作品

ロゴマーク公募から9か月後、2020年8月にロゴマーク最終選考5作品が選ばれました。

大阪万博
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20200803/

建築家の安藤忠雄さんを座長とする選考委員会が2020年8月上旬までに、

5894作品から5作品を選んで公表。

一般からインターネットなどで募った意見も参考に、選考委が最終決定をしました。

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2020年8月25日:ロゴマーク決定

2020年8月25日にロゴマークが決定。選ばれたのは、

アートディレクターのシマダタモツさんら「TEAM INARI」の6人の作品。

大阪万博
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJE256LV0V20C22A4000000/

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体「日本国際博覧会協会」は25日、アートディレクターのシマダタモツ氏(55)ら「TEAM INARI」の6人の作品を公式ロゴマークに選んだと発表した。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJE256LV0V20C22A4000000/

ロゴについては、赤い球体は細胞を意識したもので、

目のように見える5つの点は、5枚の桜の花びらをデザインした1970年の大阪万博からインスパイアされたそうです。

万博
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1272795.html

二つを比べると良く似ていますね。70年代から未来が創造できますね。

この時点ではロゴであって、キャラクターではないとのこと。

通称「いのちの輝きくん」だそうです。

「いのちの輝き」をテーマに「セル(細胞)」を意識した赤い球体をつなげたデザイン。シマダ氏は「1970年万博のDNAを表現した」と説明した。

ロゴマークは形が異なる細胞をつなげることで、1つの生命体を表現。目のように見える5つの点は、5枚の桜の花びらをデザインした70年万博のシンボルマークから着想を得たという。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJE256LV0V20C22A4000000/

作品について安藤忠雄さんは、良い違和感もあり新しい世界を切り開くものになってほしいと話しています。

安藤氏のコメントを代読。「左右対称ではない大阪らしい楽しさがあり、良い『違和感』もある」と評価した上で、「ロゴマークという枠組みを超え、コロナという枠組みも超えて、新しい世界を切り開くものになってもらいたい」と願った。

引用:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63015490V20C20A8AC8000/

新しい世界を切り開くような斬新なデザインが、決め手のようですね。

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2021年11月1日:公式キャラクターデザインを募集

ロゴマーク決定2か月後、2021年11月1日に公式キャラクターデザインを募集しました。

最優秀賞(1点) 賞金100万円(関連作業の対価:200万円) 優秀賞 賞金10万円

募集内容大阪・関西万博のキャラクターデザイン
※言葉を出さずに広範な感情のレパートリーを表現できること
※キャラクターには性別を設定しない

引用:https://compe.japandesign.ne.jp/kansai-expo-character-2021/

2022年3月:キャラクター3作品が選出

キャラクター公募から4か月後の2022年3月2日、集まった1,898作品の中からデザイナーの原研哉を座長とした選考委員会によってキャラクター3作品が選出されました。

万博ロゴ
https://compe.japandesign.ne.jp/news/2022/03/62792/

2021年11月1日から12月1日の間に行われた募集により1,898作品が集まり、デザイナーの原研哉を座長とした選考委員会によって3作品が選出された。選出作品は、いずれも大阪・関西万博のロゴマークやコンセプトとの親和性や協調性が重視されている。

引用:https://compe.japandesign.ne.jp/news/2022/03/62792/

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2022年3月22日:キャラクター決定

キャラクター最終選考から20日後、2022年3月22日にキャラクターが決定しました。

作者は、

グループ名mountain mountain(マウンテンマウンテン)、代表は山下浩平さんでデザイナー・絵本作家です。

万博ロゴ
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220322006/20220322006.html

デザインしたキャラクターは、自由自在に姿を変えることができ、多様性を象徴しているようです。

ロゴマークをそのままキャラクターに出来ないかな?というアイデアから生まれました。

特徴:このキャラクターに定まった形はありません。メインのデザインはあくまで形のひとつ。赤い部分は分裂し、青い部分は自在に形を変える。定まることはありません。万博に関わる全ての人々、一人一人の頭の中で、キャラクターは色々な姿に変化してゆきます。だからこそ、その形は、今の多様性の世の中から善き未来の姿をうつし出すことを願っています。

引用:https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220322006/20220322006.html

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2022年4月:愛称決定

キャラクター決定1か月後、

2022年4月26日から5月16日までキャラクターの愛称が募集されました。賞金30万円。

選考委員はこちらの方々です。

キャラクター愛称選考委員会 選考委員(敬称略・五十音順)
 座長
 仲畑 貴志   (コピーライター、クリエイティブディレクター)
 選考委員
 aiko      (シンガーソングライター)
 飯田 朝子   (言語学者、中央大学教授、日本ネーミング協会理事)
 尾形 真理子  (クリエイティブディレクター、コピーライター)
 柿原 アツ子  (川崎重工業株式会社 執行役員、マーケティング本部長)
 シマダ タモツ (グラフィックデザイナー)
 畠山 陽二郎  (経済産業省 商務・サービス審議官)
 原 研哉    (グラフィックデザイナー)
 山下 浩平   (mountain mountain代表 デザイナー、絵本作家)

1次審査 審査員(敬称略・五十音順)
 安藤 真理   (グラフィックデザイナー)
 家田 利一   (クリエイティブディレクター、コピーライター)
 生駒 達也   (コピーライター)
 川上 毅    (コピーライター、CMプランナー)
 川之上 智子  (コピーライター)
 川原 綾子   (コピーライター)
 笹尾 進    (コピーライター)
 佐藤 舞葉   (コピーライター)
 下津浦 誠   (クリエイティブディレクター、コピーライター)
 田中 有史   (コピーライター、クリエイティブディレクター)
 西橋 裕三   (コピーライター)
 西山 智香   (コピーライター)
 船引 悠平   (コピーライター)
 古屋 彰一   (クリエイティブディレクター、コピーライター)
 松尾 昇    (コピーライター)
 安田 健一   (クリエイティブディレクター、コピーライター)
 山中 貴裕   (コピーライター)
 山中 康司   (コピーライター、CMプランナー)
 山本 俊治   (クリエイティブディレクター)
 米村 拓也   (コピーライター)

引用:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20220513-02/

選考委員こんなにいるん?

応募された3万3,197作品の中から公式キャラクターの愛称が決定。

愛称はミャクミャク

選ばれたのは二人

作者:川勝未悠さん

今まで「脈々」と受け継がれてきた私たち人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化。変幻自在なキャラクターは更にあらゆる可能性をその身に宿して、私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれるはず。

引用:https://news.livedoor.com/article/detail/22530047/

作者:作田陽向さん

初めてキャラクターを見たとき、赤色と青色が動脈と静脈を連想させたため。また、万博のテーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、「脈」という言葉で表せられると思ったため。

引用:https://news.livedoor.com/article/detail/22530047/

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ミャクミャクのキャラ設定

https://www.expo2025.or.jp/overview/character/

プロフィール

出生地:関西のどこかにある小さな湧水地

性格:人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカをする

特技:色々な形に姿を変えられること、雨上がりに虹を見つけること

好きなこと:あらゆる生き物や物事と触れ合うこと

「ミャクミャク」について

細胞と水がひとつになったことで生まれた、ふしぎな生き物。その正体は不明。

赤い部分は「細胞」で、分かれたり、増えたりする。

青い部分は「清い水」で、流れる様に形を変えることができる。

なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで、人間をまねた姿が、今の姿。

但し、姿を変えすぎて、元の形を忘れてしまうことがある。

外に出て、太陽の光をあびることが元気の源。雨の日も大好きで、雨を体に取り込むことが出来る。

開幕前から自分のことを皆さんに知ってもらい、2025年に開催される大阪・関西万博で多くの人に会えることを夢見ています。

引用:https://www.expo2025.or.jp/overview/character/

2022年7月18日:お披露目会

大阪・関西万博開幕1,000日前である2022年7月18日に発表。

東京スカイツリーでは、岸田文雄首相が登場しました。

このほか、万博応援ソング(コブクロ)や公式グッズも製作・販売。

大阪・関西万博のキャラクターが決まるまで、かなりの時間と労力経費がかかっていると思われます。

万博を成功させたいという熱い思いも伝わりますね。

完成が楽しみです!

お読みいただきありがとうございました。

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