和歌山県田辺市下万呂の認可外保育施設「託児所めぐみ」で2023年7月、生後5カ月の女児がうつぶせの状態で意識不明となり病院搬送後に死亡したと報じられました。
「託児所めぐみ」とは、いったいどのような施設なのでしょうか?
【和歌山県託児所めぐみ】乳幼児が死亡
県によると、死亡したのは田辺市を訪れていた際に預けられていた大阪府泉大津市の女児で、寝返りでうつぶせとなり、窒息した可能性があると報じています。
県によりますと、この施設は0歳から6歳までの4人に対し、代表1人で対応していました。
県によると、死亡したのは田辺市を訪れていた際に預けられていた大阪府泉大津市の女児。寝返りでうつぶせとなり、窒息した可能性がある。国の指導監督基準では、認可外保育施設で複数の乳幼児をみる場合、2人以上の保育者が必要とされているが、当時は1人で4人をみていたという。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb26d8f991323bf3fcb3d0b05c27b3c24edf6af2
県の調査に対し代表は「これまでの保育の経験から1人でも対応できると思った。5分おきに様子を見るようにしていた」などと話しています。
県の調査に対し代表は「これまでの保育の経験から1人でも対応できると思った。5分おきに様子を見るようにしていた」などと話しているということで、県は医師や弁護士など5人の専門家で作る委員会を設置し、事故の原因究明とともに、当時の対応に問題がなかったか検証することにしています。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240905/k10014573181000.html
和歌山県託児所めぐみ|保育施設のオーラや行政指導がヤバい!
保育施設が放つオーラがヤバい
保育施設についてですが、下記のような平屋の建物です。
生後5カ月の女児うつぶせ死か 保育士は当時1人だけ、国の基準以下 https://t.co/6VfVmqxWRZ
和歌山県田辺市の認可外保育施設「託児所めぐみ」で昨年7月、生後5カ月の女児がうつぶせの状態で意識不明となっているのが見つかり、搬送先の病院で死亡していたことがわかった。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) September 5, 2024
SNSでも注目されています。
どう見ても保育施設に見えませんね… 「これまでの保育の経験から1人でも対応できると思った。5分おきに様子を見るようにしていた」 とありますが行政指導を3回も受けていて改善してない事がありえません。 引用:X
いにしえの保育所すぎる…
おばあちゃん家やん 引用:X
また痛ましいことが……
こんなボロ小屋、どっからどう見ても保育施設ではないだろう行政……. 引用:X
悲しい事件。
そして、驚きの施設外観。
4人で1人を対応するのいう国の基準違反。
現在、保育士の数が足りていないという背景も大きく影響していると思います。 引用:X
保育園は二つ並んだ平屋の左側の建物で、玄関の扉に看板があります。
建物の裏側はトタン張りでさび色が目立ち、全体的に見ても建物が放つオーラがヤバいことがわかりますね。
ですが、室内はGoogleマップの画像で見ると、明るく清潔な印象です。
託児所 めぐみ
090-6902-3336https://t.co/HYbWHFreYD
中はまぁマシかな— ダルめしあん (@vipvipplusplus) September 6, 2024
場所は、和歌山県田辺市下万呂にありますが、現在は休園しています。
口コミは6年前になりますが「急にすぐ預かってくれて助かった」というものもありました。
急な話だったのにすぐ預かってくれて助かりました。
ありがとうございます。オーナーからの返信 6 年前
こちらこそ、御利用いただきありがとうございました。
またいつでもご利用くださいね。引用:託児所めぐみグーグルマップ
近隣の住民にとっては、急な対応もしてくれる保育所だったのかもしれません。
それだけに今回の事件については、早急に施設の対応を検証していただきたいですね。
再三の行政指導がヤバい
和歌山県の託児所めぐみについてですが、田辺市が過去に再三、保育者の配置基準を守るよう指導していたことが分かったと下記のように報じています。
- 2013~15年度の計3回について、国の基準を満たす保育者を配置するよう行政指導
- 23年1月の立ち入り調査では、特に指摘すべき事項はなかった
市は毎年、職員の配置状況などを調べる立ち入り調査を実施している。このうち2013~15年度の計3回について、国の基準を満たす保育者を配置するよう行政指導をしていた。23年1月の立ち入り調査では、特に指摘すべき事項はなかったという。施設は乳児死亡直後から休園している。今回の事案を受け、市は今年5月に施設の立ち入り調査を実施。6月に改善勧告を出した。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb26d8f991323bf3fcb3d0b05c27b3c24edf6af2
行政指導で違反があれば、指導や改善勧告も出せるようですが、22年度の施設への調査実施率は61%と、人手不足で実態把握が追いついていない状況と報じています。
国は都道府県に原則年1回、認可外施設を立ち入り調査し、子どもたちの健康管理や安全確保などを定めた国の指導監督基準を満たしているかどうかの確認を求める。 違反していれば指導や改善勧告も出せるが、22年度の施設への調査実施率は61%。人手不足で実態把握が追いついておらず、調査した施設でも約3割で基準の不適合が確認されている。
事故後の県の調査に対して代表は「これまでの保育の経験から1人でも対応できると思った。」としていることからも行政指導の在り方を見直す時期なのかもしれませんね。
県は医師や弁護士など5人の専門家で作る委員会を設置し、事故の原因究明とともに当時の対応に問題がなかったか検証することにしています。
事故から1年経過してやっと動いた事件です、二度とこのような悲しい事件が起こることのないように願います。
亡くなられた女児さんのご冥福をお祈りいたします。
お読みいただきありがとうございました。
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