応援ナースを夫婦で１０年やってみたメリット・デメリットと応援ナースの実際

フリーランスで働く応援ナースとは

応援ナースとは、応援ナースとして登録した看護師が、看護師不足で困っている病院・施設と雇用契約をして３〜６ヶ月の期限付きで働く制度です。

特定の場所に所属しない自由な働き方をする看護師をフリーランス看護師と呼びます。

雇用先はすぐにでも看護師を希望しているので、働く場所によりますが都市圏応援ナースなら夜勤込みで４５万円以上と高給与です。

スポンサーリンク

応援ナースの好待遇案件

さらに「応援ナース都市圏プラス」「満期奨励金」など応援ナースプレミアムという好待遇な求人もあります。

・満期奨励金とは、特定期間中にナースパワーが指定する応援先に応募した看護師に、契約満了後２０万円以上を進呈する制度です。私もいただきました。

雇用先は都市圏、沖縄、離島、北海道などがあり、職場と契約期間の延長が自分で決められるので、その人に合った働き方ができ、プチ移住体験もできます。

「ad]

応援ナースになるには

応援ナースに登録します。

私はナースパワーの応援ナースに登録しました。登録はこちら↓↓

資格は、

• エージェント登録している看護師・准看護師資格者
• 原則３年以上の病院勤務経験者
• 協調性がある方
• 責任感がある方
• 多忙な病院に対応できる方
• 期間を遵守できる方

経験年数の少ない方、不安や自信のない方も安心してください。コーディネーターさんが親身になって、

あなたの経験や希望に合う雇用先を紹介して下さいます！

給料

給料（夜勤手当込み）	看護師	准看護師
都市圏応援ナース	約４５〜５０万円	約３７〜４０万円
沖縄応援ナース	約２７〜３５万円	約２２〜３０万円
離島応援ナース	約３０〜４０万円	約２５〜３５万円

都市圏が高め設定ですが勤務先により差があります。

保険料等：雇用先との直接雇用のため、給料は雇用先から支払われます。社会保険料や年金なども天引きされます。

税金は雇用先からの天引き（特別徴収）、自分で支払う（普通徴収）どちらでも選べます。

スポンサーリンク

応援ナースの良いところ

都市圏応援ナースは通勤限定もありますが寮完備の雇用先もたくさんありますので、憧れの都会暮らしも夢ではありません。離島などは引っ越しなど事前準備が必要です。

1. 家電付きアパート完備
2. 引越し代赴任費用支給
3. ３〜６ヶ月の短期応援
4. 書類選考電話面談

上記が標準装備になっているので、初期費用が抑えられ面接も電話やZoomなので助かります。

帰りは引っ越し費用は出ません、次の就職先も同じエージェントにすれば上記２を使用できます。

スポンサーリンク

＜プチ移住のすすめ＞

応援ナースは３～６か月の短期期間に好きな場所で働くことができます。

寮の生活家電は完備されているので、布団や衣類などを宅急便で送れば体ひとつで引っ越しができ、その地へ移住することができます。短期間なのでプチ移住です。

私達の最初のプチ移住は静岡県伊豆市でした。実は病院敷地内に温泉があり、近所の方や病院スタッフは無料でした。

ぬるめのお湯でゆっくり浸かることができ、温泉から出た後は寝るまでぽかぽかです。温泉街なので、近所にはたくさんの日帰り温泉や道の駅などもありました。お休みのたびに夫婦で温泉めぐりをしました。お肌もツルツル、何のしがらみもないので心もツルツルです。夫婦の会話も増え笑顔で過ごすことが多くなりました。

温泉プチ移住はこちらを御覧下さい↓

夫婦で１０年やってきた応援ナースのメリット・デメリット

メリット	デメリット
好きな勤務地、期間が選べるので自分の好きな働き方ができる	とくかく忙しい
委員会や研修などがないので看護に専念できる	賞与や退職金がない
短期間なので契約終了後は旅行や留学など自分の好きなことができる	環境に慣れるまで精神的・体力的にも負担がかかる
都市圏応援ナースは短期間で稼ぐことができる	短期契約なので職歴が多くなる
多種多様な病院・施設での経験ができる	大抵どこの病院・施設でもクセの強いスタッフがいるので対応力が必要
多くの人に巡り会える	業務改善を提案したいが短期契約の身なので、言いたいことを我慢している
臨機応変な対応ができるようになる
覚えることが早くなる
しがらみがないので人生が気楽になる
プチ移住ができる

その時は大変ですが、契約が終わってから思い出すのはいつも楽しかったことです。

スポンサーリンク

私のおすすめ

・稼ぎたいなら→都市圏応援ナースの夜勤専従。月５０万円以上になるところもある。

・都会で生活したいなら→都市圏応援ナースで東京タワーの見える大都会でプチ移住。

・温泉でゆっくりプライベートも充実したいなら→温泉街の都市圏応援ナースでプチ移住。

　をおすすめします。

私は、離島はお給料が低く人見知りで島民と仲良く慣れない、北海道は寒い、沖縄は暑すぎるので選択しませんでした。

応援ナースの実際

今までやってきた自分の常識は、以前の病院での常識かもしれません。

郷にいては郷に従えです「自分の常識は世間の非常識」を頭に入れておきましょう。

期間限定とはいえ、大切なことは信頼関係を築くことです。

最初にできること、できないことを上司に伝えて下さい。トラブル回避とシフトを組む時の配慮です。

早く馴染めるように意識的にコミュニケーションを取ります。報告・連絡・相談「ほうれんそう」はしつこいくらいにやりましょう。

それに対して「ほうれんそうのおひたし」は帰ってこないことも多々あります。「怒る・否定する・助けない・指示しない」。人はあてにしないで下さい。記録にきちんと残しましょう。

看護師はチーム連携が大切な仕事です。空気を読んで職場のカラーに合わせます。常に謙虚さを心がけます。

ほとんどの雇用先は多忙です。オリエンテーションは人がいないので割愛のところもあります。

業務をしながら覚えていきますので、臨機応変に対応できる即戦力の看護師が求められます。

スタッフも性格キツめでクセ強ナースは多いですが、私はその人に関心を持ち関わります。

「名前を覚えて呼ぶ、長所を探し素直に褒める、人の悪口は言わない」お世辞を言う必要はありません。

素直に誠実に関わると相手は信頼し耳を傾けてくれます。

３〜６ヶ月の短期と割り切れば案外乗り切れるものです。

最初の１週間は激務ですが、１ヶ月後にはうまく溶け込めます。

その後はいろいろ見えてきます。

言いたいことがあっても雇用先から聞かれるまではぐっと我慢、

聞かれて初めてお伝えすればいいです。

はっきり申しますと業務改善が必要なところが多いです。

とはいえ３〜６ヶ月の応援ナースです、自分の役割を遂行しましょう。

応援ナースの役割は現場で即戦力として働ける看護師です。

遅刻欠席をしないのはもちろんですが、日頃からコミュニケーションを積極的にとります。

関係性を良好に保つことで信頼関係が生まれ、自分自身も働きやすくなります。

業務に追われてあっという間に３ヶ月が過ぎます。

４ヶ月目には、契約継続か終了を決めます。

プライベートな予定も意識して入れないと、

またたく間に契約期間終了となります。

応援ナースとしての自分の役割と働き方のコツを理解できれば、余計なストレスはかかりません。

ストレスをためない働き方は、応援ナースにとって重要だと私は思います。

スポンサーリンク

応援ナース働き方のコツ

スポンサーリンク

まとめ

不妊治療の資金作りで始めた応援ナースですが、結局子宝には恵まれませんでした。

しかし人生には「努力してもむくわれないこともある」「自分ではどうにもならないこともある」と学び、

自分ではどうにもならないことに時間をさくのは辞め、自分ができることに集中するよう努めました。

応援ナースの働き方を実践し様々な職場に務め、やりたいことも出てきました。

応援先から常勤となり看護管理ファーストレベルを所得、管理職を目指し応援ナースを辞めて目標だった訪問看護の道に進みました。

応援ナースはフリーランス看護師として好きな場所好きな期間で自由に働き、自分のキャリアを築くこともできます。

契約途中にギックリ腰で退職したり、決して順風満帆ではありませんでしたが自分と向き合うことが増えて充実した日々を過ごすことができました。

目標に向けて短期に稼ぐこともよいですが、やりたいことを探しに各地に行くのも楽しいですよ。

人生一度きりです思いついたときに行動してください。フリーランス看護師なら、働きながら自分の目指す道が早くみつかるかもしれません。

あなたの幸せを祈っています。

お読みいただきありがとうございます。

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです