チェンジ・ザ・ワールドの元社長、池田友喜氏を取り上げます。
「スマホで買える太陽光発電所」とうたい、違法な販売預託商法(オーナー商法)で太陽光発電設備などを売ったとして、大阪府警は2024年10月30日に預託法違反の疑いで逮捕したと報じました。
池田友喜氏は太陽光発電のベンチャー企業として名をはせていましたが、経歴が気になりますよね。
今回は、池田友喜氏の経歴やwikiプロフィールを調査します。
池田友喜wikiプロフィール
初めに、池田友喜氏のwikiプロフィールをご紹介します。
【第三部プレゼンター紹介①】
山形からは株式会社チェンジ・ザ・ワールドの池田友喜氏!
山形県庄内に日本版シリコンビーチを作り新しい産業が生まれる場所を創る「日本西海岸計画」の主催をしています!★ばんにんWEBサイトはこちら★https://t.co/3WBl2l8732 pic.twitter.com/yxxw2aRlN8
— 東北若者10000人会議 (@tohoku_bannin) February 2, 2017
- 名前:池田友喜
- 年齢:47歳(2024年11月現在)
- 出身地:山形県
- 学歴:日本工業大学機械工学科
日本工業大学は、埼玉県南埼玉郡宮代町に位置し、1907年に創立した私立大学です。
基幹工学部、先進工学部、建築学部の理工系総合大学で、建学の精神に基づき工業高等学校出身の学生を多く受け入れており、工業高等学校の教育に引き続き、更に高度な専門教育が行われています。
日本で唯一、工業高等学校の教育を継続・発展させることを目的にした大学であり、全国の工業高等学校から進学者が集まり、在学生の大半を占めています。
また、未来をつくるグリーンテクノロジーを学ぶ学部としていますので、太陽光発電に関しても学ばれたのでしょうね。
風力発電や電気自動車など、時代の最先端をいく技術。それらには、機械工学や環境生命化学、電気情報工学など工学での学びが必要不可欠である。授業や教科書が教えてくれる学びの数々が、私たちの明日を支える。未来をつくるグリーンテクノロジーへの入口は、基幹工学部のなかにある
引用:https://www.nit.ac.jp/green_technology/
池田友喜の経歴・wikiプロフィール!太陽光発電ベンチャー企業社長
池田友喜氏の経歴についてですが、下記のとおりです。
- 株式会社コルト・ヴォックス
- ジュピターショップチャンネル株式会社
- 2006年に独立し株式会社シェアリングスを起業
- 2014年、株式会社チェンジ・ザ・ワールドを設立
- その他、一般社団法人日本西海岸計画の代表理事
- 2023年2月、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。
一つずつ見ていきましょう。
株式会社コルト・ヴォックス
株式会社コルト・ヴォックスは「IT エンジニアの会社」で、業務システムやネットワークインフラの構築や日々のメンテナンスといった、いわゆる SI(System Integration)と呼ばれるカテゴリに属する会社です。
IT系出身だったようですね!
ジュピターショップチャンネル株式会社
ジュピターショップチャンネル株式会社入社は、1996年に設立された企業です。
CATV放送、衛星放送、インターネット、カタログ等の通信販売を展開する「ショップチャンネル」の運営を
中心としたダイレクトマーケティング事業です。
ショップチャンネルは超有名通販番組!何度もお世話になっております。
株式会社シェアリングス
2006年に独立し、株式会社シェアリングスを起業。
中小企業の社内SE的な立場を強調したサービスで、40社以上のIT導入を支援。
IT系の技術を活かした起業ですね。
2016年には、再エネに手を出して騙され、自己破産したと語っていると報じています。
実は16年にも社長を務めた別会社を破産させている池田氏。ネットメディアには自ら、再エネに手を出して騙され、自己破産したと語っている。
引用:文春オンライン
一般社団法人日本西海岸計画
その他にも、一般社団法人日本西海岸計画の代表理事も務めていました。
地元山形県酒田市を中心とした地域で「チャレンジャーの楽園を創る」という趣旨で、作られました。
私たち「日本西海岸計画」は、山形県庄内地方が属する“日本海側“というネガティブイメージのある言葉自体を、日本の“西海岸”としてリブランディングすることでポジティブなイメージに変えていくことで、挑戦を称え、失敗を称える文化を創り、日本の西海岸側を“チャレンジャーの楽園”にしていきます。そして近い未来「起業するなら日本の西海岸、日本版シリコンビーチでやりたい」という国内外の起業家が訪れ移住・進出してくるような起業文化・環境作りを行っていきます。
引用:https://jwcmp.net/projectteam
株式会社チェンジ・ザ・ワールド
2014年、株式会社チェンジ・ザ・ワールドを設立。
東日本大震災をきっかけに、再生可能エネルギーの重要性を認識したといいます。
2020年、経済産業省が実施するスタートアップ企業の育成支援プログラムの対象に選ばれています。
環境省からも社会活動に貢献したとして表彰されるなど、注目を集めました。
経済産業省や環境省など、お役所からのお墨付きの、太陽光発電のベンチャー企業であったことがわかりますね。
破産
ですが資金繰りの悪化により、2023年2月東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。
会社は「スマホで買える太陽光発電所」などとうたって1口300円から出資を募り、個人を中心に販売実績を伸ばしていましたが、その後、資金繰りが悪化し、去年2月、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けていました。信用調査会社などによりますと、債権者は1万2000人余り、負債総額は38億円余りに上るということです。
引用:https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20241030/2000088781.html
池田友喜・預託法違反の疑いで逮捕
そして、2024年10月30日、池田友喜氏らあわせて6人が逮捕されました。
【NHK】「スマホで買える太陽光発電所」などとうたい、原則禁止されているいわゆる「オーナー商法」で関西の顧客と契約を結んだとして、山形県にある太陽光発電関連会社の元社長ら6人が預託法違反の疑いで逮捕https://t.co/2it6g229Zr
「チェンジ・ザ・ワールド」の元社長、池田友喜容疑者ら…— 鈎 裕之 (@ELECTRICDADDY) October 30, 2024
2022年、原則禁止されている「オーナー商法」で関西に住む男女4人と太陽光発電設備に関するあわせて200万円余りの契約を結んだとして、預託法違反の疑いが持たれています。
逮捕されたのは、山形県酒田市にある太陽光発電関連会社「チェンジ・ザ・ワールド」の元社長、池田友喜容疑者(47)らあわせて6人です。
警察によりますと、おととし(2022年)、原則禁止されているいわゆる「オーナー商法」で関西に住む男女4人と太陽光発電設備に関するあわせて200万円余りの契約を結んだとして、預託法違反の疑いが持たれています。引用:https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20241030/2000088781.html
- チェンジ・ザ・ワールド2014年2月に設立
- 2017年以降、太陽光発電をめぐる「オーナー商法」を展開し、「スマホで買える太陽光発電所」などとうたって1口300円から出資を募っていた
- 北海道から鹿児島まで11の道と県のあわせて120か所以上にソーラーパネルなどを設置し、発電された電気を電力会社に売却することで契約者に対し、年に7%の配当金を支払うと説明
- 会社は個人を中心に販売実績を伸ばし、2020年には経済産業省が実施するスタートアップ企業の育成支援プログラムの対象に選ばれたほか、環境省からも社会活動に貢献したとして表彰されるなど、注目を集めた
- 信用調査会社の東京商工リサーチによると、その後、太陽光パネルの仕入れ価格の上昇や事業の急速な拡大に伴って資金繰りが悪化
- 2022年の預託法の改正で「オーナー商法」が原則禁止されたことで事業の継続が難しくなり、会社は2023年2月、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた
- 去年1月末の時点で債権者は1万2000人余り、負債総額は38億4000万円余りに上る
- 会社は法改正後もおよそ半年間にわたって事業を続け、顧客から違法に資金を集めていたとみられている
警察は法改正後のおよそ半年間に、全国の3800人余りからおよそ12億円を違法に集めていた疑いがあるとみて調べていると報じています。
お読みいただきありがとうございました。
コメント