小渕優子さんが、2023年秋の内閣改造で入閣するのではとささやかれています。
小渕優子さんは別名ドリル優子と呼ばれています。
若い方は、ハーフなの?と思われる方もいるかと思います。
今回は、【2023最新】小渕優子ドリル事件とその後!ドリル優子はハーフ?を調査します。
ドリル優子はハーフ?
結論から先にお伝えします。ドリル優子はハーフなのかについては、
ハーフではありません。父親は元内閣総理大臣の小渕恵三さんで、母親はエッセイストの小渕千鶴子さんで、純日本人です。
ドリル優子の名前の由来は、
2014年に政治資金規正法違反の疑いで、事務所に家宅捜査が入った際に、
パソコンのハードディスクをドリルで破壊し証拠隠滅を図っていた。
これがメディアで大きく報道され、その際にドリル優子という名前が付けられました。
※1枚目の画像は、高校生の時に自主制作映画に出演した時のもので「レイジー優子」は芸名です!
小渕優子さんのプロフィールと経歴をご紹介します。
- 名前:小渕優子
- 生年月日:1973年12月11日
- 年齢:49歳(2023年8月現在)
- 出身地:東京都文京区
- 職業:衆議院議員
小渕優子さんの経歴は、
小渕優子さんは、中学から大学までを成城学園で過ごしたお嬢様です。
政治家になる前はTBSのアナウンサーでした。
しかし3年間務めて退社。その後は小渕恵三事務所の私設秘書になります。
2000年5月に父親の小渕恵三元首相が逝去。
後継として翌月の2000年6月の衆院選に出馬し初当選。政治団体も引き継ぎました。
衆議院議員を務める傍ら、2005年9月、早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程に入学。
1年間少子化について学びました。
同年安倍内閣において文部科学大臣政務官に任命
2008年、麻生内閣で内閣府特命担当大臣
2012年12月26日に発足した第2次安倍内閣で、財務副大臣
2013年10月、財務副大臣を退任し、衆議院文部科学委員長に就任
2014年9月3日に発足した第2次安倍改造内閣で、経済産業大臣に就任
大臣職につきながらも二人の子供を出産し、子育てをしながら公務に尽力されていました。
閣僚の妊娠は史上初だとのこと。少子化について学び、実際に子育てもしながら素晴らしいですね!
そんな順風満帆に見えた小渕優子さんですが、大変な事件が発覚します。
小渕優子ドリル事件まとめ
小渕優子ドリル事件(虚偽記載事件)とは、
2014年10月16日、週刊新潮が政治資金収支報告書への未記載の費用が1億円を超えると報道。
10月20日、報道を受け、小渕優子経済産業相辞任。会見では知らなかったと弁明。
政治資金の実態について「知らなかった」と弁明に終始しました。「私自身が、わからないことが多すぎる。なんでこうなっているのか疑念を持っています」
出典:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-21/2014102115_01_1.html
政治資金収支報告書については、見ていないと。
政治資金収支報告書の提出は事務所スタッフが行い、「何かあれば私のほうに言ってくるものだと思っていた」と説明。自分では収支報告書に目を通していないとしました。
出典:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-10-21/2014102115_01_1.html
小渕優子さんは父親の小渕恵三元総理の逝去で急遽後継になっています。
群馬が地元ではないので事務所スタッフにすべて任せきりにしたのでしょうか。
そして、家宅捜索へと発展します。
ドリル優子名前の由来
”事務所のパソコンに手が加えられている”という通報が特捜部にあり、
2014年10月30日政治資金規正法・公職選挙法違反の疑いで秘書等の関係先を家宅捜索
「実は捜索前、関係者らしき人物から“事務所のパソコンに手が加えられている”という通報が特捜部に寄せられていました。急ぎ強制捜査に踏み切ったところ、押収した複数のハードディスクが、電動ドリルで穴をあけられていたことが分かったのです」(司法担当記者)
引用:https://www.asagei.com/excerpt/265680
ハードディスクの破壊について、群馬県高崎市の「小渕優子後援会」事務所は、証拠隠滅はしていないとの事。
〈証拠隠滅の事実は一切ありません〉そうコメントし、
「特捜部に対しても“ちょうどパソコンの取り換え時期だったため、不要になったディスクに穴をあけた”などと説明しています」
引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2015/01060900/?all=1
しかし、前町長が方々に“証拠を消せ”と指示をしていたようです。
「特捜部も、疑惑が発覚したのち、前町長が方々に“証拠を消せ”と指示を飛ばしていた事実は掴んでいます」(捜査関係者)
引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2015/01060900/?all=1
この一連の報道で「ドリル優子」と呼ばれるようになりました。
東京地検特捜部による後援会事務所などの家宅捜索で、会計書類を保存したパソコンのハードディスクが破壊されるなど、露骨な隠蔽工作が行われ、検察サイドの心証を悪くした。破壊された複数のハードディスクにはドリルなどの工具で穴をあけた形跡が見つかり、小渕氏は「ドリル優子」と陰で呼ばれるようになった。
引用:https://www.asagei.com/excerpt/265680
そして驚いたことに、2か月後の2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙に、
群馬5区から自由民主党公認候補として出馬をされました。
しかも、当選しました。
小渕優子さんは群馬県は地元ではありませんが、父親の代からの支援者が多く
人気は衰えていないようです。
秘書が執行猶予付きの有罪判決
2015年4月28日政治資金収支報告書の虚偽記入の罪で、
元秘書で群馬県中之条町の折田謙一郎前町長と元会計責任者加辺守喜を在宅起訴
2015年6月「市民オンブズマン群馬」は検察審査会に
議決理由について「慎重に審査したが不起訴処分を覆すに足りる理由がない」としました。
一方、
2015年10月9日、元秘書らに対する判決は、
判決によると、折田被告らは2009~13年、未来研が小渕氏の後援会などに計5600万円を寄付したように偽装。後援会側では支援者が参加した東京・明治座での観劇会の収支を赤字にするなどして帳尻を合わせ、4団体の収支報告書に総額約3億2100万円の虚偽記載をしました。
引用:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-10/2015101001_04_1.html
折田被告に禁錮2年、執行猶予3年・加辺守喜被告に禁錮1年、執行猶予3年の有罪判決
「政治活動に対する国民の不断の監視と批判の機会をないがしろにする悪質な犯行である」として、折田被告に禁錮2年、執行猶予3年、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の会計責任者だった加辺守喜被告(62)に禁錮1年、執行猶予3年を言い渡しました。
引用:https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-10/2015101001_04_1.html
小渕恵三元首相と小渕優子さんの秘書を30年以上にわたって務めた折田前町長は、
主導してこの穴埋めを計画し、架空の寄付や観劇会をめぐる収支の操作で帳尻合わせをしたようです。
小渕優子ドリル事件その後
ドリル事件の1年後、
2015年10月19日第三者委員会が東京都内で記者会見し、
「小渕氏に監督責任があり、責任は軽微とは言えない」とする調査結果報告書を公表
小渕氏について法的責任はないとする一方、「不正行為が元秘書らの判断や指示で行われており、小渕氏にも監督責任があり、その責任は軽微とは言えない」と批判した。
引用:https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG19H68_Z11C15A0CC0000/
説明責任
2015年10月20日小渕優子さんは第三者委員会の調査報告書を公表したことを受け、記者会見。
「多くのみなさま方にご心配とご迷惑をお掛けし、心からおわび申し上げる」と謝罪。
政治資金収支報告書の虚偽記載については、
- 「表紙を見たり、パラパラめくったり。事務所のスタッフにまかせ切りだった」
- 「慶弔費や陣中見舞いなど記載をはばかられる支出の不記載があったようだが、十分に分からない」
- 「地検の捜査や裁判、第三者委の報告が終わり、これ以上の説明はできない」
何のために裏金を捻出して、何に使ったのかその全容を明らかにしませんでした。
それどころか小渕優子さんは、
「後援会から今後も地元のために頑張れとの決議をいただいた。期待に応えられるように身を粉にして働きたい」と、議員活動を続ける意向を示したようです。
秘書2名は有罪になりましたが、3億円の裏金はどこへやら…この肝心な部分を説明していないので、
国民の間ではいまだに、きちんとした釈明をしていない、説明責任を果たしていないと言われているようです。
X(旧Twitter)では、
杜撰な政治資金管理の問題で、検察の捜査が入る直前にパソコンのハードディスクをドリルで破壊した件。何か都合の悪いデータでもなければドリルで破壊などしない。次の選挙まで小渕氏の振る舞いを世間が忘れないよう何度でもツイートします
全く、よくもまぁドリルのくせに、るい16世やエッフェル姉ちゃんたちを非難できたものだなぁ。 この厚顔無恥ぶりは大したもんだよ。
ドリル優子はパソコンのHDをドリルで破壊した事をまだ国民に説明してません 逃げてます きちんと説明責任を果たして下さい この事件からは逃げられません。
みなさん荒れていますね。
【2023最新】小渕優子の現在
小渕優子さんは、2015年の第三者委員会の調査報告書後の記者会見以降、
ドリル事件については話していないようです。
国民は説明責任を果たせていないと考えていますが、ドリル事件から3年後の2017年には党要職に復帰。
2017年(平成29年)8月8日より党組織運動本部長代理。
2019年4月、自由民主党群馬県連の会長に女性初として選出
2021年2月、自由民主党選挙対策委員長代行に就任
2021年10月1日、自由民主党組織運動本部長に就任
2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙で8選
着実に昇進しているようです。
2023年8月には、次の党役員人事で幹事長に抜擢されるのではと永田町で広がっていると報道。
森喜朗元首相は「華やか舞台にもう一度登場させたい」とエールを送り、
自民党初となる「女性幹事長誕生」の機運もあるようです。
ただ、世間では「ドリルの記憶」があるため、人事は世論の風向きを見極め慎重になっているようです。
不祥事が続く岸田政権、果たしてどうなることでしょうか。
今後に注目していきましょう!
お読みいただきありがとうございました。
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