活動休止中の嵐が2024年4月10日、メンバー5人による新会社を設立したことを「STARTO ENTERTAINMENT」の公式サイトで発表しました。
社名は「株式会社嵐」で、代表取締役は弁護士で映画製作会社「スターサンズ」の四宮隆史さんが務めることが明らかになりました。
四宮隆史さんは、どのような方なのでしょうか?経歴を調査します!
四宮隆史wikiプロフィール
初めに、四宮隆史さんのwikiプロフィールをご紹介します。
- 名前:四宮隆史(しのみや たかし)
- 学歴:慶応義塾大学経済学部
- 職業:実業家、プロデューサー、弁護士
- 前職:NHKのディレクター、TMI総合法律事務所、映画専門大学院大学客員教授、デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科客員教授
- 著書:「著作権の法律相談(第二版)」(青林書院。共著)、「小説で読む知的財産法〜最新知財ビジネスの法実務」(法学書院)、「プロデューサーカリキュラム/プロジェクトスキーム、回収計画、企画開発契約」(経産省/UNIJAPAN)など
四宮隆史さんは、慶応義塾大学経済学部を卒業されています。大学以前の情報や年齢などは公表されていないようです。
慶応義塾大学経済学部の偏差値は65.0〜67.5。学費は500万円程度かかるといわれているので、裕福なご家庭に生まれているのかもしれませんね。
卒業後はNHKに入局しています。
【株式会社嵐代表】四宮隆史の経歴|弁護士で映画プロデューサー!
四宮隆史さんは、弁護士資格をもつ映画プロデューサーとして活躍されています。
四宮隆史さんの経歴は、
- NHKのディレクター
- TMI総合法律事務所
- 2007年1月:四宮法律事務所を設立
- 2010年: E&R総合法律会計事務所代表
- 2015年:デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科客員教授
- 2021年:動物保護団体理事
- 2022年8月:スターサンズ代表取締役
主な関与作品は、
- 【映画】
- 宮城野(2010年) – エグゼクティブ
- 見えないほどの遠くの空を(2011年) – プロデューサー
- ほとりの朔子(2014年) – アソシエイトプロデューサー
- あゝ、荒野 前篇(2017年) – 製作
- あゝ、荒野 後篇(2017年) – 製作
- そこにいた男(2020年)- プロデューサー
- 【インターネットドラマ】
- チェイス 第1章(2017年 – 2018年) – 共同プロデューサー
- など
一つずつ見ていきましょう!
NHKのディレクター
四宮隆史さんは大学卒業後、
NHKに入局。ディレクターとして活躍しました
勤務している中で、映画プロデューサーは弁護士資格を持っている者が多いと知り、司法試験を受験したようです。
日本国外の映画プロデューサーは弁護士資格を持っている者が多いと知り、司法試験を受験した。合格後は、第二東京弁護士会に所属する弁護士として活動した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%AE%AE%E9%9A%86%E5%8F%B2#cite_note-shinomiyaTakashi-1
行動力が素晴らしいですね!
TMI総合法律事務所
弁護士資格取得後は、
TMI総合法律事務所に在籍しました
TMI総合法律事務所は、五大法律事務所の一つとして知られている大手法律事務所です。
四宮隆史さんは、映画、音楽、放送、出版、広告などといった業界の案件を担当。
当初はTMI総合法律事務所に在籍し、映画、音楽、放送、出版、広告などといった業界の案件を担当した
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%AE%AE%E9%9A%86%E5%8F%B2#cite_note-shinomiyaTakashi-1
まずは大手事務所でノウハウや人脈を作り、地盤作りをしたのでしょうね。堅実な方のようですね。
四宮法律事務所を設立
大手法律事務所で経験を積み、その後独立。
2007年1月に、四宮法律事務所を設立しています
E&R総合法律会計事務所
2010年3月には四宮法律事務所を、E&R総合法律会計事務所に改組。
財務・会計・税務面も含めた総合的なサポートを実現するべく設立されました。
また、著作権、知的財産に関する専門書などの執筆活動もされています。
多才な方ですね!
デジタルハリウッド大学大学院客員教授
2015年には、デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科の客員教授に就任されています。
デジタルハリウッド大学は1994年に創立した株式会社立大学。
2005年度より開設し、設置者はデジタルハリウッド株式会社です。
学長の杉山知之氏が掲げる「バカにされよう。世界を変えよう。」というスローガンのもと、既知の概念を脱却し、情報クリエイターとして常に新しいものを創造することを掲げた4年制の単科大学です。
学部生は映像、CG、Web、アニメ、グラフィックデザイン、ITプログラミングなどのデジタルコンテンツの制作技術を学ぶことができるようです。
そんな大学の大学院客員教授になるとは、やりがいがありそうですね!
スターサンズ社長
弁護士の活動としては、映画『宮本から君へ』に関する助成金の裁判が注目を集めました。
【🧐「表現の自由」を考えるプロジェクト👀】映画「宮本から君へ」助成金不交付問題・前編
日本初映画における「表現の自由」を問う行政訴訟。なぜ提訴?公益性の観点とは?
映画「宮本から君へ」の映画プロデューサー・河村光庸氏、四宮隆史弁護士、朝日新聞の石飛徳樹記者の対談です。#宮本から君へ pic.twitter.com/td8fWzaeVF— Choose Life Project (@ChooselifePj) February 20, 2020
2019年当時公開を控えていた映画『宮本から君へ』に出演した俳優が、薬物使用の疑いで逮捕され有罪判決になりました。この影響で、文化庁所管の日本芸術文化振興会から出るはずだった助成金1000万円が交付されないことに。
理由は「公益性に反する」というものだったため、映画製作会社スターサンズは、不交付処分の取り消しを求め振興会を提訴しました。
一審では不交付処分は「合理的な理由があるとは言えない」として違法と判決。
二審では「薬物犯罪に寛容だという誤ったメッセージを発したと受け止められる恐れがある」との評価が著しく妥当性を欠いているとは言えない」として、処分は適法に。
ですが、最高裁は「本件助成金を交付したからといって、薬物乱用の防止という公益が害される具体的な危険があるとは言い難い」との判決を下し、逆転勝訴となっています。
最高裁は「本件助成金を交付したからといって、薬物乱用の防止という公益が害される具体的な危険があるとは言い難い」との判決を下し、逆転勝訴となった。
https://times.abema.tv/articles/-/10104393?page=1
この裁判中にスターサンズの社長河村光庸さんが、2022年6月11日に心不全のため急逝。
20年2月25日に東京地裁で開かれた1審から闘い続けた裁判の中、22年6月11日には裁判を先頭に立って闘っていたプロデューサーで、スターサンズ前代表の河村光庸(かわむら・みつのぶ)さんが、22年6月11日に心不全のため急逝した。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202311170000871.html
その後任として、同年8月1日付で四宮隆史さんはスターサンズの社長に就任しています。
道半ば亡くなった前社長河村光庸さんに対し、「この裁判を見せたかった。死せる河村光庸が裁判所を動かしたなと感じております」と思いを語っています。
弁護団の弁護士で、8月1日付でスターサンズの社長に就任した四宮隆史弁護士は「途中、道半ばで昨年6月に亡くなりまして。この裁判を見せたかったなという思いが強い。死せる河村光庸が裁判所を動かしたなと感じております」と語った
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202311170000871.html
スターサンズは、映画製作・映画配給を主な事業とする映画会社です。
代表作は『かぞくのくに』『新聞記者』など。
2019年に制作した『新聞記者』は、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、興行収入も6億円を突破する最大のヒット作になりました。
前社長の意志を引き継ぎ、今後も素晴らしい作品を手掛ける会社になるでしょうね!
動物保護団体理事
2021年に、女優の石田ゆり子さんと映画監督の山田あかねさんが共に動物保護を目的とした「一般社団法人ハナコプロジェクト」を設立。その翌年に理事に就任されています。
そんな石田には、動物保護活動を支える”最強の相棒”がいる。「弁護士の四宮隆史さんです。団体発足の翌年に理事に就任。石田とインスタライブで共演し、動物保護と法律というテーマで話をしていた
文春オンライン
四宮隆史さんは動物好きで、自身でもジーナと言う犬を1頭飼っているそうです。山田あかね監督の映画の手伝いを以前からしていた繋がりで、「医療費支援」に意義を感じ、就任されました。
ーー就任の経緯は。山田さんの映画のお手伝いを結構前からやっていて、その繋がりで。私も動物好きで犬を1頭飼っていますが、「医療費支援」というコンセプトは珍しく、意義を感じました
文春オンライン
株式会社嵐の代表
2024年4月10日には、「株式会社嵐」の代表取締役に就任されました。
「嵐」新会社社長・四宮隆史氏はエンタメ、IT、著作権ビジネスに精通の弁護士 https://t.co/6eLx35RFp0 #芸能ニュース #芸能 #ニュース
— スポーツ報知 芸能情報 (@hochi_enta) April 10, 2024
現在は、映画会社、テレビ局、レコード会社、配信会社などのエンタテインメント企業の顧問などを務めています。
さらには、映画・イベント・コンサート等のビッグプロジェクトのリーガル面をサポートする他、第一線で活躍する脚本家、映画監督、小説家、漫画家、俳優、声優、スポーツ選手等のエージェントとしても活動されています。
本当に多才な方ですね!エンタメ業界にはなくてはならない人材ですね。
お読みいただきありがとうございました。
今後の益々のご活躍をお祈りいたします。
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